新ハーブ講座の蒸留ワークを週明けに控えた休日。
永くお付き合いのあるパルシェ香りの館さんを訪問しました。
まず本館へ向かい、マネージャーさんにご挨拶。
私のアトリエにも来てくださったマネージャーさんは、真摯に植物や精油と向き合う、信頼できる方。いつも安心してやりとりしています。
いつ見てもすばらしい、大きなアランビック。光り輝き、威厳があり、迫力満点です。
展示も素晴らしく、芳香植物や樹脂などの実物を間近で見ることができます。
温室を通り抜けて、ハーブ圃場へ。
空調が効いて、外よりも涼しくて快適でした。
いまが見頃のラベンダー。
せっせと蜜を集めるハチさんたちに注意しながら、私も一緒に収穫します。
一面に広がる斜面に、明るい日差しが降り注ぎ、乾いた風が通り抜ける。
ラベンダーには最適な環境ですが、作業をするにはちょっと過酷…!
でも、蒸留ワークに参加される皆さんの笑顔を思い浮かべながらの収穫作業は、とてもやりがいのあるものでした。
終了後のお疲れさまランチは、お食事処「かおり」で。
丁寧に調理された生しらす丼には、カレンデュラの鮮やかなオレンジ色がちりばめられていました。
地域おこしの役割も担っているパルシェさん。
農薬をつかわず栽培されたハーブたちの香りは、精油やハーブウォーターに姿を変えて、まっすぐ誠実に心やカラダに届いてくれる。
エッセンシャルオイルの小さな瓶のなかに、たくさんの風景、たくさんの季節。
たくさんの人の努力やよろこび、想いや願いが詰まっている。
それらを受け取り、魅力をお伝えできるようにこれからもがんばっていきたい
帰宅後、思った以上に火照った肌をラベンダーウォーターで潤しながら、あらためて決意した小さな旅でした。
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